Powered by Global Step Academy    
一流になる方法!?第一歩は関心事を見つけること【ImaginEx寄稿コラム】

一流になる方法!?第一歩は関心事を見つけること【ImaginEx寄稿コラム】

日本初のUWC加盟校のインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢。そのマインドフルネスを開発し、担当していたふたりが「マインドセットのImaginEx」を開講しました。英語と日本語を交えたバイリンガル指導で「学び方」を身につけ、問題解決能力と自己管理力を育むワークショップを開催しています。


一流になる方法!?第一歩は関心事を見つけること

中学生を対象とした冬休みワークショップを小学生を対象としたワークショップを1月6日、7日をイートンハウスインターナショナルプリスクールで開催する「学びのマインドセット」を育むImaginEx(イマジネックス)。
詳細は、こちらhttps://imaginex.jp/workshop-schedule/

冬休みは、夏休みほど宿題も出ないのでのんびりと過ごせますが、そんな時こそ新年度に向かってお子さんにマインドセットの方法を習得させてあげたいですね。

以前のブログ(成功に必要なのはやり遂げる力(GRIT))では、成功するには物事をやり遂げる力(GRIT)が必要であることを紹介しました。

ではGRITを発揮して、それぞれの分野で成功している人たちはどのようにして最初の一歩を踏み出しているのでしょうか。

GRITの対象となる関心事を見つける

GRITの提唱者であるAngela Duckworth氏は、GRITは忍耐力であると話しています。

ただ、本質的に関心を感じられないことに忍耐力を発揮するのは難しいとも言及しており、そのためGRITの対象となる関心事を見つけることが重要です。

現在それぞれの分野で成長を遂げ、成功を収めているアスリート、芸術家、科学者、経営者等も始めたきっかけは好奇心やワクワク感などが原動であった方も多いのではないでしょうか。

既にたくさんの事を経験してきた人の場合は、自分の経験を振り返ることで自分が興味を持っている事が分かるかも知れません。

しかし、まだ成長中の子どもの場合は多くのことを自ら探求し、経験することが自分の関心事を見つける上で大切です。

世界的レベルに達した人たちも最初は遊び感覚で始めていた

スポーツ、芸術、科学等の分野でそれぞれ世界的なレベルに達した120名および彼らの親・先生やコーチ等をインタビューした心理学者Benjamin Bloom氏も多くの成功者が最初は遊び感覚を持ってそれぞれの分野に触れたことが大切であったと推論しています。

遊び感覚を持って教えてくれる先生やメンターと出会うことで学ぶことの楽しさが身につき、より継続へつながると考えられるのです。

スポーツ科学者のJean Cote氏も一つのスポーツに絞るより、最初は多くのスポーツに触れることが大事であると提唱しています。

一つのスポーツに特化することで若い頃は優勢な立場に着くこともできますが、遊び感覚を持って複数のスポーツを経験している選手に比べて怪我をしやすく、また燃え尽き症候群に陥りやすくなってしまうと同氏は言及しています。

GRITを発揮する前に、広い視野をもって、多くのことを探求・経験することで自らの関心を見つけることが大事な第一歩。

自分が興味を持てる関心事を見つけてからは、その分野で必要な知識やスキルを育む練習が必要です。

次回はその「練習」についてより詳しく紹介予定です。

「学びのマインドセット」を育むImaginEx

ImaginExでは「学びのマインドセット」を育むワークショップを小・中学生に提供中。

英語と日本語を交えたバイリンガル講師の指導で、「学び方」の新常識を身につけ問題解決能力と自己管理力を育むワークショップを週末および長期休み(春休み、夏休み、冬休み)に開催しています。

英語と日本語を交えたバイリンガル講師の指導で、「学び方」の新常識を身につけ問題解決能力と自己管理力を育むワークショップを週末および長期休み(春休み、夏休み、冬休み)に開催しています。

お問い合わせ | ImaginEx

https://imaginex.jp/contact/

ワークショップについてご質問がある場合は、お問い合わせフォームを通じてお気軽にご連絡ください。ImaginExでは行動を起こす力を身につける小・中学生向けのワークショップを週末及び春・夏・冬休みに開催しています。

こちらも参考にしたいですね。

頭の良さだけでは成功できない?21世紀になって見えてきた非認知スキルの重要性

http://istimes.net/articles/802

ImaginExでは「学びのマインドセット」を育むワークショップを小・中学生に提供中。英語と日本語を交えたバイリンガル講師の指導で、「学び方」の新常識を身につけ問題解決能力と自己管理力を育むワークショップを週末および長期休み(春休み、夏休み、冬休み)に開催しています。

【インタビュー】世界の有名校が取り組むデザイン思考・マインドフルネスとは?町田来稀さん、下島一晃さん

http://istimes.net/articles/69

軽井沢で日本初となる全寮制インターナショナルスクール(ISAK)の立ち上げに参画し、講師としてリーダーシップ・カリキュラム構築に関わ関わっていた町田さん、下島さん。ふたりがISAKから独立し新しく立ち上げたのがImaginExです。

この記事の記者

インターナショナルスクールタイムズの編集長として、執筆しながら国際教育評論家として、NHK、日本経済新聞やフジテレビ ホンマでっかTV、東洋経済、プレジデント、日本テレビ、TOKYO FMなど各メディアにコメント及びインタビューが掲載されています。

プリスクールの元経営者であり、都内の幼小中の教育課程のあるインターナショナルスクールの共同オーナーの一人です。

国際バカロレア候補校のインターナショナルスクールの共同オーナーのため国際バカロレアの教員向けPYPの研修を修了しています。

最新の投稿


ビジョン 2035 – 基準を引き上げる時

ビジョン 2035 – 基準を引き上げる時

日本は2035年までに全高校生が英検2級レベルに達する目標を掲げているが、現実は厳しい。6年間英語を学んでも基本的な会話ができない生徒が多く、英語能力の国際ランキングでは92位とアジア諸国に大きく遅れている。根本的な問題は、週1回程度の学習では不十分なことと、英語を「あると便利」程度にしか考えない社会の認識だ。本当の改革を実現するには、教師・保護者・政策決定者が意識を変え、英語を必要不可欠なスキルとして捉え直し、継続的な学習と実践を重視した教育に転換する必要がある。


【速報!】K.インターナショナルスクール DP 満点7名、平均点42.0点

【速報!】K.インターナショナルスクール DP 満点7名、平均点42.0点

東京にあるK.インターナショナルスクール東京(KIST)が、2025年5月に実施された国際バカロレア DPにおいて、驚異的な成果を収めました。同校によると、今年度のDP試験では7名の生徒が満点である45点を獲得。さらに、受験生の平均点は42.0点という、世界平均を大きく上回る優れた成績を記録しました。


【インタビュー】山口学園長 LCAきたかる森のインター初等部・プリスクール 26年4月に開校へ

【インタビュー】山口学園長 LCAきたかる森のインター初等部・プリスクール 26年4月に開校へ

軽井沢は、豊かな自然や東京から新幹線で約1時間という利便性から、子育て世代にも注目されています。山口学園長が率いるLCAきたかる森のインター初等部・プリスクールは、26年4月に開校予定で、極少人数教育や本格的なバイリンガル教育を特色とします。「ふるさと科」「生き方科」など独自の探究型学習も導入し、子ども一人ひとりの可能性を伸ばすことに力を入れています。また、多様な進路選択を支える提携校とのネットワーク構築も進めています。


関西国際学園 さくらインターナショナルスクール初等部が国際バカロレアPYP認定校に

関西国際学園 さくらインターナショナルスクール初等部が国際バカロレアPYP認定校に

関西国際学園さくらインターナショナルスクール初等部が国際バカロレア(IB)PYP認定校に!すでに神戸校はPYP、MYP、DPの認定校でしたが、この度、東京初等部がPYP認定を取得しました。日英バイリンガル教育と探究力が特徴で、幼稚部も全国展開しています。


【速報!】国際高等学校の生徒の90%が海外大学合格、51%が世界ランキング100位以内の名門大に進学へ

【速報!】国際高等学校の生徒の90%が海外大学合格、51%が世界ランキング100位以内の名門大に進学へ

国際高等学校(NUCB International College)の1期生は、卒業予定者27名中90%が海外大学に進学、51%がQS世界大学ランキング100位以内の名門大学に合格するという国内最高水準の実績を達成しました。進学先はイギリスやアメリカ、カナダ、オーストラリア、香港など世界各国に及びます。少人数制・全寮制・国際バカロレア(IB)プログラムを導入し、入学時から海外進学を見据えた生徒が集まる環境が、高い海外進学率を支えています。